<あらすじ>
論語塾の講師である筆者が、子供たちに語りかけるように論語の章句を解説する。論語の章句や戒めが、4字熟語や格言となって我々の住む現代社会にも深く根付いているのは言うまでもありません。
孔子(前551〜前479)は中国春秋時代に生きた思想家、学者、教育者で、自らの思想や哲学を説いて回り、人生をいかに生きるべきかを一生かけて追求し続けました。論語は彼がもっとも気にした「仁(思いやり)」を中心に、その言行や弟子たちとの問答を記録したものだ。優れた思想家は沢山いるが、後世にまで影響を及ぼすには大事な要件があり、それは弟子が優れていて、その人の思想を体系化して説いて伝えることが必要です。キリスト、釈迦と並び立つ孔子の思想は一度は是非とも目を通したいものです。
我十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰(こ)えず。
あまりにも有名なこの句。若い頃はまったく共感を覚えませんでしたが、今は身につまされる思いです。寝食を忘れて何かに打ち込むことの大切さなども説いており、「何でも自分で考える」バランスの取れた人間になりたいと思います。
<心に残った言葉>