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ゆきうさぎのねがいごと - レベッカ・ハリー

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森の奥に一人暮らしをしているゆきうさぎのピート。友達が欲しくって、サンタさんに手紙を書きました。
でも郵便屋さんが行ってしまったので、サンタさんに直接手紙を届けようとリュックを背負って雪道を歩き始めました。
北極星に向かってあるくといろんな動物に会います。寂しそうな動物を見ると、ピートは優しくしました。そして北極星の下にはサンタさんのお家が。ピートの願い事はかなったかな?

どこかへ向かって旅をして、途中でいろいろな人に出会うのって、聖書から来てるのかな。ふとそう思いました。

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としょかんライオン - ミシェル ヌードセン

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街の図書館に大きなライオンがやってきました。マクビーさんはびっくり!急いでメリウェザーさんに報告します。でもメリーウェザーさんは驚きません。図書館の決まりをまもるならライオンだって本を読めるんです。ライオン君はみんなとお友だちになりましたが、ひょんなことで、としょかんに来られなくなってしまいました。そして皆はとても寂しがり、そしてメリウェザーさんも。。。果たしてライオン君は、また図書館にこられるようになったのでしょうか。

ニューヨーク公共図書館の玄関で皆を出迎えるライオンがモデル。ケイト・グリーナウェイ賞を受賞された画家による優しい絵で心が温まります。
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りんごかもしれない - ヨシタケシンスケ

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真っ赤なりんごがひとつ、ぽつんとテーブルにおいてあった。主人公の僕は、ふっと思ったのだ。ほんとにりんごなんだろうか、と。
むいても皮かもしれない、折りたたまれた魚かもしれない、らんご?るんご?なーんていう兄弟がいるのかもしれない。
男の子の想像力、創造力は、無限に広がります。このあとりんごはどうなるんだろう。
想像しよう、子供はすごいぞ、可能性いっぱいだぜ。
2013絵本屋さん大賞を受賞された作品で、創造性の高い良い絵本でした。


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へいわってすてきだね - 安里有生

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与那国町立久部良小学校1年 安里有生くんが書いた へいわってすてきだね という詩をもとにした絵本。子供の彼が詠んだ素朴な思いが大人たちの心を打つ

 やさしいこころが虹になる。へいわっていいね。
 へいわって嬉しいね


へいわってなんだろう。
 元気、家族、仲良く、笑う。

逆に、戦争はこわい。やってはいけないことだ、と。


素敵な色使いで絵が書かれていて、楽しいこと、虹の事、怖いこと、色からダイレクトな印象を受けます。実際に先頭の行われた沖縄の歴史、平和への思いが伝わります。




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くるみわりにんぎょう - エルンスト・テーオドール・アマデーウス

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クリスマス・イブの夜クララの家で行われるパーティーに、名付け親のドロッセルマイヤーさんが尋ねてきた。玩具を作るのがうまい彼は、クララにくるみわり人形をプレゼントするが、乱暴者の兄フリッツに壊されてしまう。
壊れた人形を抱きながらうとうとすると、突然ねずみの兵隊が襲ってきた。二人で勇敢に戦うとネズミの王にかけられた魔法が解け人形は王子に。そして王子の住むお菓子の国で、精たちの楽しい踊りを楽しんだのだった。
子供向けに大変綺麗な絵本に仕立てながら、くるみ割り人形の素敵な世界を堪能できます。帯で宮崎駿さんが推薦されているのも頷けました。この物語はバレエ音楽として特に有名であるが、チャイコフスキーはホフマンの童話に基づくデュマの小説に拠って、亡くなった妹への思いを込めて作曲したそうです。

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どんぐりむらのほんやさん - なかやみわ

 
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まんまるメガネのくるんを中心に、本屋さんの物語が語られます。くるんは本をきっかけに話が進み、友達の輪がどんどん広がります。尊敬する本屋の店長さんはお店の本のことならなんでも知っています。入院しているつくちゃんに本を届けると、素敵な魔法の世界が広がり、どんどん元気になりました。魔法がかかるように本の世界に引き込まれ、子供も質もつい夢中になってしまいました。
◆本を読んで
なかやさんの絵本はそらまめくんのぼくのいちにちに代表されるように絵が非常に綺麗で、いつもきちっと書かれていて安心感があります。本書はカバーの折り返し部分で本屋さんのポップが作れて、遊び心満載でおもしろい工夫がされているなぁと感じました。

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さいごの一葉 - いもとようこ

 
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◆あらすじ
 スーとジョアンナは画家になるべくアトリエで絵の勉強しているが、ある日ジョアンナが肺炎をわずらってしまう。先生も心配するほどの重症の中ジョアンナの気持ちも弱っていき、病院の窓から見える木から散りゆく最後の葉が落ちるとき自分の命も落ちると考え込んでしまう。
 心配したスーが同じアトリエに住む心優しきベアモンに相談すると、ベアモンは秘めたる思いを持って最後の傑作を描く。


原作はオー=ヘンリーの短編小説で1905年発表。誰もが知っている馴染み深いストーリーを、いもとさんが温かみのある絵本に仕上げています。他人を思いやる気持ち、病気を治す気持ち、そういった心の大切さを教えてくれるストーリーです。


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いのちをいただく - 内田 美智子

 
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 食肉センターの坂本さんは、牛を解き食肉にする仕事についています。ある日息子の授業参観に行くと、父親の職業を聞かれた息子のしのぶ君は「ただの肉屋です」と答えました。悲しい気持ちになった坂本さんでしたが、職業柄仕方が無いと思っていると、しのぶくんは先生から父親の仕事の尊さを聞き、目を輝かせて家に帰ってきました。
ある日坂本さんは、小さい時から女の子と一緒に育った牛のみいちゃんを解かなくてはならないことになります。女の子も牛のみいちゃんも、愛情たっぷりに育っていました。そしてそこから坂本さんは、「命をいただく」とはどういうことか、悟ることがありました。
 食肉解体員という一見残酷な仕事につく職業とそこに携わる人の気持ちを通して、父の仕事に誇りを持つこと、生きるために命を頂くこと、心を込めること、そういった大事な事が痛烈に迫ってきます。大人になっても大変身が引き締まる思いになり、また子供たちに命の大切さを知ってもらうことのできる心に残る絵本です。

※本作品は実在する坂本氏の実話に基づいて描かれています。坂本氏は命の大切さを説くため、講演活動等をなさっています。

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なぜ?どうして? 2年生 - 村山 哲哉


<あらすじ>
身近に存在する科学の疑問を、2年生でもわかるやさしい言葉で教えてくれます。
  •  猫の目が光るのはなぜ?・・・網膜のすぐ後ろにタペタムという鏡があって効率よく光を集めることができるから
  • 魚がいつも口をパクパクさせているのはなぜ? ・・・口から水を取り込み、エラの中の毛細血管から酸素を吸収するから
  • クモの巣の張り方・・・外周を決めた後、円を書くように中心から外に向かって張って行く
など、特定の分野に偏ることなく生物から機械、植物に至るまで様々なおもしろいエピソードが紹介されています。

<本を読んで>
科学者への道は「なぜだろう?なんだろう?」という疑問から始まります。 小さい時からこのような楽しい現象に触れることは本当に良いことだと思います。この本をきっかけにフィールドに出ていろいろなものに触れてみるのはいかがでしょうか。大人が読んでも結構楽しめます。

かぜのでんわ - いもとようこ

いもとようこさんの絵本。
山のてっぺんに置かれた赤い電話。会えない、でも話したい、そんな想いをもった動物が、 愛する人にメッセージを伝えにやってきます。岩手県大槌町にお住まいの佐々木格さんが、「会えなくなった人へ伝えたい」と自宅に設置した風の電話が元となった絵本。そこには、

 「風の電話は心で話します
  静かに目を閉じ 耳をすませて下さい
  風の音か 又は 浪の音か 或いは 小鳥のさえずりが
  聞こえたなら あなたの想いを 伝えてください」

というメッセージが添えられている。
もともと震災の前から温めていたこの電話を、震災で愛する人を失った人が、せめて心の中でメッセージを伝えられるように、との想いを込めて自宅に設置したそうです。大変綺麗なお話ですが、震災をテーマとしたものですから、少し大人向けの中身だと感じました。

ごんぎつね - 新見南吉

新見南吉の作品。1932年の作にもかからわず、今まで読み継がれてきた名作。 ごんぎつねはいろいろな出版社から販売されていますが、本作には黒井健氏が全ページにわたり見事な絵を加えており、幼稚園での読み聞かせや Bedding Stories としても最適です。 あらすじですが、兵十が病気の母親の為にとったうなぎをふとしたいたずら心から奪ってしまったきつねのごん。良心が痛んだごんは、山から取ってきた栗やマツタケをせっせと兵十に届けます。ごんは子供。だから感謝の気持ちを自分に向けて欲しい。しかしそれは報われず、最後には仇となって帰ってきてしまいます。
さて、本作は「親切は見返りを求めずにやる」という哲学を教えているのかもしれない。Happy Endではないが、それもまた普遍的な価値を与えているひとつの要因なのだろう。Wikiの説明にはmaking story、初版、改定の推移などが書かれており興味深いので、是非ご一読を。

アラジンと魔法のランプ - アンドルー・ラング

この世のすべてを思いのままにできる魔法のランプ。それを手に入れたアラジンは、一目見て心を奪われたこの国の姫に結婚を申し込みます。
それを見て怒り狂う魔法使いは、悪知恵を働かせ、アラジンからランプを奪い去ります。アラジンの幸せやいかに。。。

ちいさいカブちゃん - 成広のり子

カブトムシのカブちゃんが、蜜をもとめて冒険します。大きなカブトムシや他の虫さんに一生懸命お願いしますが、体の小さいカブちゃんは、なかなか蜜にありつくことができません。がんばって、がんばって、そしてカブちゃんは蜜にありつくことができるのでしょうか。

ふゆのよるのおくりもの - 芭蕉みどり

こねずみのティモシーとサラはクリスマスの準備で大忙しです。二人ともサンタがやってくるのを楽しみにしています。でも今年のクリスマスは、おばあちゃんの家に行くことになっています。サンタさんはティモシーたちのおうちに来てくれるでしょうか。
こころ温まるお話ですが、何といっても芭蕉さんの絵が素敵です。

八方にらみねこ - 武田英子



親切なおじいさん、おばあさんに拾われた、捨て猫のみけ。なんとか恩返しをしたかったのに、蚕を狙いにきたねずみどもに簡単にあしらわれてしまう。強くなることを誓ったみけは、八方にらみの術を会得すべくやまねこのもとへと修行へ向かう。
みけを通じて、研鑽の大切さ、厳しさを説きます。素敵な本です。

なにをたべてきたの - 岸田衿子

おなかの空いたぶたさんは、おいしいものを食べてとっても綺麗になります。どんなものを食べたのでしょうか。
こころ温まるぶたさんの食事タイムです。

すてきな三にんぐみ - トミー・アンゲラー

おそれられていた大泥棒三人組。夜になると町へ降りてきて、金銀財宝を奪っていた。ある日みなしごのティファニーちゃんに出会った3人は、財宝の素晴らしい使い道を思いつきます。こんな大泥棒なら、ウェルカムですね。

なつのいけ - 塩野米松

写りこむ雲、めだかやザリガニ、はぐぐむ命。いけを舞台に様々な生き物の様子を描きます。夏休みでしっかり遊んで、夜は本を読んで、気持ちよくお休みしましょう。

教室はまちがうところだ - 藤田晋治

どんどん間違おう。そして、それでいいのだ。
繰り返し 繰り返し それが少しずつ自分を育てるんだよ、って。
そんなあたたかい言葉を子供に投げかける。

そういう思いを味のあるあたたかい文字で綴っている。
ついいらいらして怒りがちな先生にも読んで欲しい1冊です。


へいわってどんなこと? - 濱田桂子

'12年小学校低学年課題図書。
小学校へ入学する子供たちに、へいわの大切さを説いている。争いを「黒」で表現し、色を利用して視覚に訴える。
 「だって、だいすきなひとにいつもそばにいてほしいから」
子供たちにのびのびと生活して欲しい、という作者の思いが込められた絵本。