現代社会は情報化され、インターネットやPCを使ったプログラミングのような"情報"を取り扱う学問が多くなっているが、それらはすべて半導体素子を使った電子回路でできた機器の上に成り立っている。わずか50年ほど前に誕生したトランジスタは、現代社会をそれまでとはまったく別の形に変えてしまった。本書はそのトランジスタについて、数多くのイラストを交えながら丁寧に解説している。実用的な内容を損なうことなく中・高生でも充分に理解可能な中身となっている。学研の
電子ブロック EX-150などを用いて実際にものを作りながら本書を読むことで、ラジオを含む電子回路の初歩を学ぶことができると思う。
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◆目次
- 半導体の性質
- トランジスタの働き
- トランジスタ増幅回路の基礎
- いろいろな増幅回路
- 電力増幅回路
- 直流安定化電源回路
- 発振回路
- 通信回路
- パルス回路
- さまざまな半導体素子による回路
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