白痴では、個々人の、特に主人公ムイシュキン公や、
アグリーナ、ナスターシャの中での2面性、そして各登場人物間で
様々な対比を著わしていた。さぶでは、さぶと英二の二人の
対比によって、この2面を表していて、純粋な、物理のような表現だった。
「人間とはどう生きるべきか」これが哲学書の命題であろう。
さぶは、心が完璧である。英二は、世間一般で言うと完璧であるが、
実は慢心やおごりや、できるだけ排除したい心の霧が沢山かかっている。
自分の心の弱さをいつも認識し、周囲への感謝を忘れずに、そんな自省を促す名作です。
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