春風夏雨 - 岡潔


「今このくにが一番必要としているものはよい母だと考えた」とある。子供たちの情操は育っているだろうか。真善美とか、一即一切、一切一即とか、ぼんやりとした感覚がある。
もっともっと、日本の美を学びたいなぁと思う。私は岡潔ではないのだけれど、大事なところに向かって一歩ずつ進みたい、深い悲しみを内包できる男になりたい、強く前に進みたい。今まであまり、一度読んだ本を読み返す、という事はした事がなかった。しかし本書と、彼の別の著作である春宵十話は何度も何度も読みかえし、その情操を味わいたいと思いながら自省を繰り返している。最初に読んだときは確か高校生でほとんど内容を覚えていなかったが、今思い返すと浅い理解力ながらいろいろな事を感じ、そして徐々に理解度や感じる事が変わってきている気がする。その変化を大切にしながらこれからもどんどん成長していきたい。

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