ローマから日本が見える - 塩野 七生

塩野さんの書き下ろし。ローマの興亡(主に興)から、転換期にある現代日本のありかたについて語っている。ローマ人の物語の要約・導入本のような形。リーダーとして求められるものはただひとつ、結果を出す事。当然の事ながらその時には様々に言われるが、歴史として振り返ってみると結果を出したものが勝ちなのだ、と自分にとってはぐさりとくるコメントをされている。何かを成し遂げようとするとき、大事な事は現状の振り返りとそこからどのように取り組むかなのである。ニュースでは博学な大勢のキャスターの方々が様々な問題についてコメントするが、では果たしてその問題を解決する行動力を持っているかとなると、その資質をもった人は多くないのでは。塩野さんの書かれたローマの歴史は大好きだが、この随筆は少しインパクトに欠ける。


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