素粒子物理における標準理論、超対称性理論について、素人にもわかるように書き下ろしたもの。現在の素粒子物理の流れや課題などが明瞭になっている。この本の中身が「物理」として理解できていれば自分の人生も大分変わっていただろうなぁ。素粒子物理は他の学問とはまったく別物で、物事の最小単位が分かった段階で終了してしまうものだ。おこがましいが物理を少しかじった身で周りを見ると、確かにモノを単純化していくアプローチを取ることが多い。「不可能とは少し時間がかかるということに過ぎない」という言葉が印象的だった。ビックバンは「無」から「有」を作り出すもの。「無」に向かっていく学問とは、まさに哲学・宗教ではないか。
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