絵のない絵本 - アンデルセン

部屋に差し込むお月様が語りかける、という形で世界中で見てきた情景を描く。題名の通り、絵が無いのにまるで絵画を見るような、そんな場面が切り出されている。
理系の道を歩くと、つい論理的だったり、定量的だったりという表現法を取るようになる。アンデルセンのように、柔らかい表現の小説を読むと、違いに気づかされる。しかしこの本に限らず詩的なものに対する感性が無くて、いまいち本当の素晴らしさを理解できない。気づく人、気づかない人。同じものを見ても、受け取り方は人それぞれ。素晴らしさに気づく人になりたい。 

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