ローマ人の物語30 - 塩野 七生

マルクス・アウレリウスからコモドゥスへ。 トップの力量がそのまま集団の成長や衰退に結びつく事はもちろんだが、やはり周囲の流れによって、それが必然であったという事もあるのだろう。確かにこの二人の時期からローマが衰退への道を歩み始めたのだろうが、もしそこで衰退しなかったら、時代はどのようになっていたのだろうか。人間同様、組織も生き物である。寿命が来たときにはおとなしく身を引く事も大事であろう。自分の老後もそうありたいものである。

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