<あらすじ>
スティーブジョブズというリーダーのエッセンスを捉えることを念頭に、彼の偉業を振り返る。筆者はジョブズの方法を、次の6つの法則に集約している。
本書ではこの1つ1つについて丁寧な解説がされ、ジョブズならどうするか、という問いで結んでいる。彼らは「エレガントなシンプルさ」を追求した。そして現在のアップルのようなブランドを築き上げた軌跡をしっかりと学ぶことができる。
- カスタマー
- ビジョン
- カルチャー
- 製品
- メッセージ
- ブランド
<本を読んで>
"detail"をとことんまで突き詰める、そしてシンプルさを追求する、これが非常に大事なのだ。NHKプロフェッショナルの流儀で種田陽平さんがdetailを突き詰めることの大事さを話されていたが、ジョブズはこれを体現したリーダーであった。彼が生涯のモットーとし、何年もアップルのスローガンとなっていた「Think different(発想を変える)」も興味深い。とにかく自分も一生懸命考え、そして情熱を注ぎ、本気になって仕事に取り組みたいと改めて感じさせられた。
<心に残った言葉>
- 優れたリーダーは、自分の得意でないことを自覚し、それをうまくやれる人材を見つけて味方につけるのに長けている。自分があまり詳しくない分野については、優秀な人材を雇い、彼らの才能や意思決定に充分な信頼を寄せていた
- スティーブは完璧主義者であり、チームにも同じ水準を要求した
- まず製品ありきで、金は後からついてくるものだと考えていた。よい製品を作ることに集中していれば、金はおのずと入ってくると。
- 自分が死ぬという事実を忘れないことこそ、自分に失うものがあるという思考の落とし穴にはまらないための最善の方法なのだ
- すべてのリーダーが独裁者なのだ。違いはその目的にある
- リーダーシップとは、人に重要な事をしたいと思わせ、それをできるようにさせること。
- すぐれたリーダーは強制的によってではなく、モチベーションによって人を動かす、という考え方
- アイアコッカのようなリーダーは、製品開発のすべての段階に関与し、最大のスポークスマンになることで製品を支える
- 優れたリーダーは優れた副官を雇い、副官に深い信頼を寄せる。両者はいわば「一心同体」ただしお互いの戦略が一致していなければならない
- 優れたイノベーション・カルチャーとは「できる」のカルチャーだ(いちいちできない理由を探したりはしない)
- 製品やチームに関して、始めから終わりまでトータルで考えるのを好んだ
- スティーブは「歩き回る経営」の実践者だった
- シンプルなほうがいい。シンプルにするのは複雑にするより難しい。
- プレゼンテーションのスタイル:極めてシンプルで率直な言葉で、ニーズと問題、ソリューション、その働き・・・「なぜ、何を、どうやって」を伝える。
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