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かげのひこうき - 五味太郎

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 大きな飛行機の、そのかげのひこうきにみんなが乗り込む。どんどん進み、沢山の人、動物がのりこみ、そしてとうとう海に出ます。魚も亀も乗ってくる。旅のあと、飛行機も影もピッタリ着陸。中からみんなが降りて来ました。  
 五味さんは、かの有名なみんなうんちの作者。この絵本でもその独特の世界観で子供の想像をかきたてます。

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りんごかもしれない - ヨシタケシンスケ

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真っ赤なりんごがひとつ、ぽつんとテーブルにおいてあった。主人公の僕は、ふっと思ったのだ。ほんとにりんごなんだろうか、と。
むいても皮かもしれない、折りたたまれた魚かもしれない、らんご?るんご?なーんていう兄弟がいるのかもしれない。
男の子の想像力、創造力は、無限に広がります。このあとりんごはどうなるんだろう。
想像しよう、子供はすごいぞ、可能性いっぱいだぜ。
2013絵本屋さん大賞を受賞された作品で、創造性の高い良い絵本でした。


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へいわってすてきだね - 安里有生

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与那国町立久部良小学校1年 安里有生くんが書いた へいわってすてきだね という詩をもとにした絵本。子供の彼が詠んだ素朴な思いが大人たちの心を打つ

 やさしいこころが虹になる。へいわっていいね。
 へいわって嬉しいね


へいわってなんだろう。
 元気、家族、仲良く、笑う。

逆に、戦争はこわい。やってはいけないことだ、と。


素敵な色使いで絵が書かれていて、楽しいこと、虹の事、怖いこと、色からダイレクトな印象を受けます。実際に先頭の行われた沖縄の歴史、平和への思いが伝わります。




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くるみわりにんぎょう - エルンスト・テーオドール・アマデーウス

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クリスマス・イブの夜クララの家で行われるパーティーに、名付け親のドロッセルマイヤーさんが尋ねてきた。玩具を作るのがうまい彼は、クララにくるみわり人形をプレゼントするが、乱暴者の兄フリッツに壊されてしまう。
壊れた人形を抱きながらうとうとすると、突然ねずみの兵隊が襲ってきた。二人で勇敢に戦うとネズミの王にかけられた魔法が解け人形は王子に。そして王子の住むお菓子の国で、精たちの楽しい踊りを楽しんだのだった。
子供向けに大変綺麗な絵本に仕立てながら、くるみ割り人形の素敵な世界を堪能できます。帯で宮崎駿さんが推薦されているのも頷けました。この物語はバレエ音楽として特に有名であるが、チャイコフスキーはホフマンの童話に基づくデュマの小説に拠って、亡くなった妹への思いを込めて作曲したそうです。

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しんでくれた - 谷川俊太郎/塚本やすし

 
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主人公の僕が食事をします。そこにはおいしそうなハンバーグが。それは、牛の命をいただくこと。そうやって僕はいかされている。
「僕」の食事を通じ、「いただきます」の意味、大切さを説いています。著者は本の最後で僕に、
 「しんでくれた生き物のぶん、ぜんぶ!生きるんだ」
と言わせます。
それだけ生きることは大変で、でも大切なことなのです。内田美智子さん作のいのちをいただく同様命の大切さを説いていますが、本書はもう少し幼児向けに描かれていて、母親が読み聞かせるのに良いでしょう。


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さいごの一葉 - いもとようこ

 
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◆あらすじ
 スーとジョアンナは画家になるべくアトリエで絵の勉強しているが、ある日ジョアンナが肺炎をわずらってしまう。先生も心配するほどの重症の中ジョアンナの気持ちも弱っていき、病院の窓から見える木から散りゆく最後の葉が落ちるとき自分の命も落ちると考え込んでしまう。
 心配したスーが同じアトリエに住む心優しきベアモンに相談すると、ベアモンは秘めたる思いを持って最後の傑作を描く。


原作はオー=ヘンリーの短編小説で1905年発表。誰もが知っている馴染み深いストーリーを、いもとさんが温かみのある絵本に仕上げています。他人を思いやる気持ち、病気を治す気持ち、そういった心の大切さを教えてくれるストーリーです。


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はたらきもののじょせつしゃ けいてぃ - バージニア・リー・バートン


<あらすじ>
あかくて立派なトラクターのけいてぃ。いろいろな部分品で、ブルドーザーになったり、除雪車になったり。そしてまち中の困っている人を助けにいきます。ある朝早く、雪が降り始めました。まちは真っ白になり、誰も動けなくなってしまいます。
病人が出て、火事が起き、さぁ大変。みんなはけいてぃを待っていました。

 <本を読んで>
大きく強い腕を持つお父さんのような、けいてぃ。子供がキラキラとした目でベッドで読んでもらう、そんなシーンが目に浮かぶ一冊です。

かわいそうなぞう - 土家由岐雄 文、武部 本一郎 絵

<あらすじ>
あまりにも有名な戦時中のぞうのお話。上野動物園ではインデテ、ジャンポー、メナムの3頭の象が飼われていた。戦争が次第に激しさを増すと、市民の安全のために、象を殺処分しなければならなくなったが、頭の良かった3頭は毒殺することもできず、飼育係は餓死させる道を選ばざるをえなかった。やせ細った3頭の亡骸を見て、飼育係が戦争を止めろと泣き叫ぶ。そのやるせない、どうすることもできない感情が涙を誘います。

<本を読んで>
この本はすべてひらがなで書かれており、小学校就業前のお子さんがちょっと背伸びをして自力で読む時に最適と思います。


くいしんぼうのはなこさん - いしい ももこ/なかたに ちよこ


わがままな牝牛のはなこ。冬の間ごちそうをたらふく食べて大きくぴっかぴかになったはなこは、すぐに牛たちのボスになりました。鼻高々のはなこはなかまがいてもおかまいなし。わがまま放題ですごします。でもある事件をきっかけに、謙虚に他の牛とも仲良くやれるようになっていきます。さてさて、どんな事件が起こったのでしょうか。

はなこを通じて、まわりと協調することの大切さを学んで行きます。ベッドタイムストーリーに最適です。

おおきなおおきなおいも


<あらすじ>
皆で一生懸命芋堀をすると、それはそれは大きなおいもが取れました。幼稚園のお芋パーティーが、それはそれは楽しい冒険になります。

<本を読んで>
あの大きなおいも、子供のころ、もっともっと途切れないで欲しい、と思ったものです。そしていもまる、いもらす。ぐりとぐらのタマゴカーと同じように、どうしても遊んでみたいおもちゃなのでした。自分が子供のころ読んでもらったこの絵本が、まさか30年以上経った今でも残るとはちょっと想像できませんでした。がもう一度読むと、やっぱり面白いんです。